フィクショナルな記憶   炭釜 宗充


 はちのへ情報Amuse:1999.6-2000.5&
 月刊文芸はちのへ「うみねこ:」390-392号に
 連載されたエッセイを25話に再編


【12.「フレキシブルな記憶」から】甲子園に出場したい一心で盛り上がる練習の中、打球を追って、チームメイトと交錯し、手足が動かなくなった瞬間、僕が、真っ先に思ったことを、はじめて語ってみたいと思う。
 ……(中略)……救急車が到着するまでの数分間、手足がピクリとも動かない状態であったにもかかわらず、僕の口調が、不謹慎と思えるほど饒舌だったのは、そこまで来ている「死」の影を、少しでも遠ざけておきたいという、生への執着だったのかもしれない……。

Size  A5版 ソフトカバー 173頁
ISBN  4-9901362-0-9 C0093

2004.11.10 Release. [ブレイクスルー / ¥1,000 (税別]
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